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【ロザンが就活生へ】身の丈に合った就活とは?

身の丈に合った勉強法とは?身の丈にあった就活とは?

―菅さんの「身の丈に合った勉強法」はすごくわかりやすく読みやすい本ですが、随所に、相方の宇治原さんへの愛を感じました。

宇治原さん

みんな言うけど、本人は1ミリも感じてへん(笑)。俺のこと、クソいじってるだけやないか(笑)。どこに愛を感じとんねん。

菅さん

(俺の宇治原さんへの)愛を感じてもらえるかな、と思ってこの本を書きました(笑)。

―次回作の本の発売予定は、ズバリいつ頃でしょうか。

菅さん

菅:そうですね……今回、サインとかたくさんさしてもらって、ほとほと疲れたんで(笑)。いや、でも、1年後くらいには出せたらいいかなと思います。

宇治原さん

早っ。

今の学生は冷めているわけではない

―今の時代は、冷めている学生が多いと思うのですが、どう思われますか。

菅さん

僕は、今の若い人がそんなに冷めていると思ったことはないかなぁ。例えばアメリカの学生やったら、政治的なことを話したり、将来はこうしたいと話したり、自分のことを言う人が多いですよね。それと比べると、日本の学生は自己主張がない、と言われていたりする。でも、僕は「表に出しているか出していないいか」の違いだけやと思っています。日本の今の学生も、自分の意見を持っていたり、夢や目標があったりする人は多いと思います。それが、外に向けている「赤い炎」なのか、自分に向けてメラメラと燃やしている「青い炎」なのか、の違いなだけで。結局、自分の中で「燃えるもの」があればいいと思うんですよね。

―周囲に冷めている友達がいたら、その子のいい所をどうやって見つけてあげたらいいですか。

菅さん

本人が気づいていなかった所を、伝えてあげるのがいいのかなと思います。例えば相方の宇治原さんやったら、世間では「賢い」って言われているけどそれだけじゃなくて、ほかのいい所に気づいたら褒める、とか。今、特に思いつかないですけど。

宇治原さん

思いつかへんのかい!

就活生は新聞を読むべき!

-新聞を読まない就活生について、どう思いますか。

菅さん

大問題やね(笑)。例えば野球が好きな人って、プロ野球を見て「すごいな、自分にはでけへんな」と思うじゃないですか。それと一緒で、新聞というのは、文章を書く人の中でもかなりレベルが高い人達が書いているから、そういう最高峰の文章に触れるのは、新聞であれ本であれ、すごく大事なことやと思います。

宇治原さん

就活生は、これから社会に出ていくわけじゃないですか。「社会で何が起こっているか」をまとめているのが新聞なので、新聞を読まないということは、これから自分たちが入っていく「社会」という場所のことを、何も知らずに入っていこうとしているようなもの。僕からしたら、新聞を読まないこと自体が怖いですね。むしろ、新聞を読まない学生は、どうやって就活をやっているんやろう? と思います。受けたい企業について研究したり、就活のテクニックは学んだりしているんやろうけど、ちょっとそれは小手先というか、表面的なことだけやっているようにも思えてしまいます。

例えば自分が受けたい会社があるとして「この会社がなぜ社会に必要なのか」「この会社はこれからどうなっていくのか」ということは、社会全体でその会社がどの位置にあるのかがわかっていないと、目の前の会社だけを見ていても絶対にわからない。テレビのニュースを見るのもいいとは思うんですけれど、時間の制約があって伝えられていないこともあったり、切り取られた部分もあったりしますから、やっぱり新聞がおすすめですね。

-ネットのニュースについてはどう思われますか。

宇治原さん

ネットだけでニュースを見ようとすると、自分の好みとか傾向だけが、どんどん増幅されていく部分はあると思います。

菅さん

例えば僕らやったら仕事柄、お笑い関連のニュースは気になるから、ネットにあがっていたら見るじゃないですか。例えば「めちゃイケが終わる」っていうニュースやったら、いろいろなネットで記事になっていて、それを見ると「すごく話題になっているんやな」と思ったりする。でも実際には、世の中全体で話題になっているわけではない、とか。
お笑いが好きな人は、お笑いのニュースがあれば見るし話題になっているように感じるけれど、世間全体から見たら、その記事自体を見てない、知らない人もめちゃくちゃおりますよね。そこが自分ではわからないのが、ネットの怖さやと思います。

宇治原さん

俺も「あんた、ネットのニュースにあがってたな!」っておかんに言われることがあるけど、それあがってんの、おかんの携帯だけや、って (笑)。本人が気づかんうちに、目にするニュースが偏っていっているんですよね。

菅さん

あるある (笑)。

出遅れ組でも経験に無駄はない

―いわゆる留年や、留学に行っていて休学していた「就活出遅れ組」の学生に、何かアドバイスをお願いします。

宇治原さん

手遅れ組!?

菅さん

「出遅れ組」や(笑)。全然、「出遅れ」ではないけどな。

宇治原さん

「出遅れ組」っていう言い方があるんや(笑)。でも、他の学生よりも経験を積んでいるわけですからね。ぼーっとしていたんじゃなくて、何かしていたわけやし。何かやって「失敗したな」「1年を無駄にしちゃったな」と思っても、「失敗した」「無駄に過ごしてはいけない」ということを学んだわけで、その経験が、完全に無駄になることはないと思います。

菅さん

ただ、留学して帰国してから「世界が広がった」みたいなことを言うと、嫌われるから気をつけや、と言いたいです (笑)。「ドイツでは…」とか「アメリカでは…」とか、そういうことを言うのはやめとき。

宇治原さん

そうやな、(留学に行って)見聞を広げるのはええけどな。

菅さん

留学自体は全然ええと思いますけど、それで自分の視野自体が広がったわけではないから。アメリカに留学してアメリカを見たとしても、留学していた時の日本がどうだったのか、同時に見ていたわけじゃないですし。

宇治原さん

留学で新しい文化を学ぶのはええけど、それを人に押し付けるのは良くないよ、という感じですね。

鍋は作れた方がいい!?

これから社会に出る学生や新社会人にアドバイスはありますか?

菅さん

男女問わず、鍋は作れた方がええかなぁ(笑)。社会に出ると、鍋を作る機会って絶対にあるから。

宇治原さん

会社の忘年会とかがあるからね。その具材は先入れたらあかんやろ、とか。

菅さん

豆腐は、きれいに取り分けてみんなに配れるようにしておいた方がええかな(笑)。俺はでけへんけど。

宇治原さん

豆腐がボロボロになって、「なかったこと」にするやつおるからな(笑)。でも、俺らが若かった頃も、先輩から「最近の若いやつは……」って言われてたしなぁ。

菅さん

どの世代も言われていることやから、そんな気にする必要はないと思うんですけどね。

宇治原さん

平安時代に枕草子が「最近の若い人は…」って書いていた、と言われていますし。

菅さん

エジプトのピラミッドにも書かれていた、とか言うしなぁ。

―大阪に就活に来ている、地方の大学生にメッセージをお願いします。

菅さん

関西人は「アホ」とか「なんでやねん」とか言うから言葉が荒く聞こえるやろうけど、ほんまに怒っている人は少ないから、怖がらないでください(笑)。

宇治原さん

関西に就職したら、おもしろいテレビ番組がたくさんやっていますよ、と言いたいです(笑)。

-ありがとうございました!

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