4月に入り、「就活シェアハウス、CREWSO」も大阪での面接のためにご利用の地方学生のみなさんの割合がぐっと増加中です。
そのなかで増えてきたのが、「明日最終面接なんです…緊張します…。」という学生さん。
「2019年卒の経団連就職協定の選考開始は6月のはずなのに…?」という疑問はさておき、すでにインターンシップ参加者への選考は佳境を迎えている状況のようですね。
最終面接って内定までの最後の関門である最終面接。
企業によって位置づけが大きく異なります。
- パターン1:最終面接は形式的なもので、よほどのミスや失敗のない限り内定がでる。
- パターン2:最終面接はなによりも意思確認を重視。志望度合いを重点的にチェックする。合格率は5割~7割程度。
- パターン3:最終面接は仕事理解のレベルを重視。合格率は3割~5割程度。
どのパターンに当てはまるかは、昨年度の先輩の声などの合格率で、ある程度推測できることも。
もちろん、パターン3の最終面接がいちばん対策が必要になります。
最終面接はこんな人たちが面接官になります
多くの会社で、面接官は、最終的な決定権をもつ事業部責任者や役員、社長といった人物が担当することになります。
それまで面接を担当してきた若手社員や人事担当者と違い、最終面接を担当する人たちのほとんどは「面接官としてのトレーニング」は受けていないことが少なくありません。
- 「こんな質問はしてはいけない」
- 「学生の回答に耳を傾ける」
といった基本的なところさえ意識していないため、学生側が「圧迫面接」と感じてしまい、ただでさえ緊張しているところに追い打ちをかけられてしまう学生さんが大勢います。
最終面接のために、これだけは事前にチェックしておこう
パターン1に当てはまる企業
それまでの面接と同じような受け答えで最終面接を突破できるでしょう。
パターン2,3に当てはまる企業の場合
- 「自社に対して熱意があるか」
- 「自社の仕事をきちんと理解しているか」
この2点について多方面から確認します。
これらを確認する質問のなかに、事前にちょっと意識して確認しておくだけで評価を上げることができるものがあります。
こんな質問に答えられるようにしておく・志望度合い確認編
志望度合いを確認する方法として、「こんなところまできちんと把握してくれている」というチェック方法があります。
すぐに情報が拡散してしまう面接初期にはあまり使えませんが、最終面接で面接者の人数が限られてきたタイミングでよく使われる質問です。
- 【当社が昨日、日経新聞に取り上げられた記事についてご存知ですか?】
- 【当社が先週発表した新しい商品についての感想を教えてください】
上場大手企業であれば、商品やサービス、企業活動について新聞紙面に取り上げられることは珍しいことではありません。
もちろん普段から新聞に目を通すことをお勧めしたいところではありますが、隅々まで目を通すのはやはりハードルが高いものです。
面接の当日朝に、会社のコーポレートサイトの「新着情報」をさかのぼって、プレスリリースや「日経新聞に取り上げられました」といった記事がないかチェックしておきましょう。
- 【当社代表の名前はご存知ですか】
- 【当社創業者のエピソードをホームページでご紹介していますが、感想を聞かせてください】
面接官が社長や会長などといった会社の代表者であることもあります。
特に、その企業を立ち上げたオーナー企業や、マスコミによく取り上げられるような創業者の場合、「知っていて当然」と考えているケースもあるので、念のために苗字くらいは確認しておくとよいでしょう。
こんな質問に答えられるようにしておこう・仕事理解編
- 【今まで会った社員の中で、どの人の仕事にいちばん興味がありましたか?それはなぜですか?】
- 【OB訪問はされましたか?誰の話を聞きましたか?】
- 【当社の仕事内容について確認しておきたいことはありませんか】
最終面接前にぜひ取り組んでいただきたいのがOB訪問です。
学生さんの中には「OB訪問は面接がはじまるまえに済ませておかなくてはならない」と思い込んでいる方もいらっしゃいますが、けしてそんな決まりはありません。
もし、時間的に難しかったりOBを見つけることができず、それまでにOB訪問ができなかった方なら、「最終面接前に、ぜひともOB訪問をして仕事理解を深めておきたい」と人事にお願いしてみるというのも一つの方法です。
就活、これから本番です!という方も、早めのご連絡を!
「就活シェアハウス、CREWSO」では、日々就活に取り組む学生さんのお役に立てるように年中無休で営業中です。せっかく大阪に出てくるのなら、1泊1500円を追加して、最終面接に向かうまえに、じっくり集中して企業研究のおさらいに取り組む時間にあててみてはいかがでしょうか?
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